94 こんなクラスがあふれる学校だったら…②

 人によって「よいクラス」の定義はいろいろですが、一般的には下のような様子や状況が「よいクラス」と言われているものだと思います。(※前にも同じような内容を掲載しましたが、再掲します)

<よいクラスの特徴>

子供(先生)の笑顔・笑いが多い、明るい、みんな(男女)が仲良し、優しい、友達のよさに目がいく、自分たちの問題として捉える、助け合う、自己肯定感が高い、向上心がある、学びに向かおうとする、互いに意見を交わし合う、つぶやきがある、話をよく聴く、学力が高い、自分たちで動く、「助けて」と言える、教室やロッカー・下足箱がきれいで整然としている、ごみが少ない、ごみを拾う人が多い、なくなった物がすぐに見つかる、掲示物がきちんと整っている、誰もいないときでも机・椅子がきれいに並んでいる…など

<残念なクラスの特徴>

けんかやいじめが多い、暗い、意地悪、悪口や文句が多い、冷たい、欠点に目がいく、人のせいにする、責め合う、自己肯定感が低い、自分を卑下する、学びへの意欲が低い、意見を言わない、話を聞かない、学力が低い、指示待ち、「助けて」と言えない、教室が汚い、ごみが多い、物がなくなる、掲示物に破れや落書きがある、常に机・椅子が乱れている…など

 要するに、「よいクラスの特徴」の反対が「残念なクラスの特徴」になっているような感じですが、あなたはどのように感じたでしょうか…?

 当然、誰もが「よいクラス」を目指したいと思っているはずです。

 ただその道のりは、たいへん険しいものといえるでしょう。そんなに簡単にできれば、誰も苦労しないというものです。

 しかし、これだけは断言できます。「よいクラス」に代表されるようなクラスができ上がってくると、教師(担任)の仕事がとても楽になり、楽しくなってくるということです。

 単純に「人間関係・信頼関係がほんとに大事なんだよなあ…」という感じです。これは、私が実感したことなので、本当にそう思います。そうすると…

○授業の内容や中身が充実していく

○毎日学校に行くことが楽しくなる(教師も子供も)

○多少の困難を、困難だと思わなくなる

○教師としての「やりがい」を感じられるようになる

など、良いことがたくさんあります。

 そうなるためにも、たくさん勉強してください。教師としての勉強を…。

 よかったら、これまで私が書いてきた内容を参考に、実践してみてください。(笑)

 それから、ぜひ本をたくさん読んでください。

 そして、試行錯誤は必須ですが、いろいろなことを恐れずに実行することやポジティブに挑戦していくことを大切に、力強く前進していってください!

 これからも、そんな教師であるあなたを応援しています。

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学校教育
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