63 健康で、人間らしい生き方とは…②

 1年ほど前の資料になりますが、新型コロナに関して実際に私が調べたデータやそれらを基に考察した内容について伝えます。

 こうした緊急事態の際、人の思いや考えの根拠となるのは、やはり確かな数字や過去の歴史などです。

 以下は、それらを紙面にまとめ、当時勤めていた学校の教職員に配付(令和4年4月27日付)したものです。

「 【新型コロナの感染状況(※令和4年4月3日発刊の地方紙発表の数値から算出)】

 感染者  死 者  致死率(の順で) 

○世界全体  4億8963万6920人    614万8664人   12.56%

○ 日 本         666万4025人        2万8267人    0.42%

※日本のインフルエンザについても調べてみました。

約 49万7000人

 約 1万人       約 1.51%

(約 66万2666人/年)

(※厚生労働省HP上データ「平成30年9月~令和元年5月の9か月間の実際の感染者数」を基に年間値に換算し、死者数は例年のインフル関連死の推定値を基に致死率を算出。ちなみに、インフルエンザの死者は幼児や高齢者に多いが、各年代に広がっていた。一方、コロナの死者の平均値は79~80歳で、死者の81.4%が70代以上である)

(上記の時点で、日本はアメリカに比べ、感染者12分の1、死者35分の1。日本におけるコロナはインフルエンザとの比較において、感染力は強いが重症化しにくい傾向にあると言える。世界と比べ、なぜ日本ではこんなにも感染者や死者が少ないのかは、諸説あるようだ。その一つとして、東アジア圏の感染者がかなり少ないことから、日本人には、以前からこのコロナに対する免疫が備わっていたからではないかという説もある)

 感染症は、集団として一定程度の免疫(集団免疫)が獲得されない限り、収束していかないことは、すでに歴史が証明しています。

 政府(コロナ対策分科会)による自粛一辺倒で、感染の波が来る度に「気の緩み」「我慢が足りない」として、責任を国民に押し付ける(科学から離れた)政策は、おかしいという見方もあります。

 日本でのコロナによる0~10代の死者は1名(複数疾患保持者)、20代は数名です。毎日感染者・クラスター数を視覚化し、不安と恐怖をあおり続けるマスコミやワイドショーの情報開示の仕方にも問題があると思っています。

 とすれば、お年寄りや基礎疾患を抱えるなど重症化が心配される方は、特に気を付け、人との接触を控えるなどの対策を講じつつ、ワクチンや処方薬を待つ(頼る)ことが必要だと思います。

 そして、子供たちに対しては、むしろ基本的な感染対策(これは大事)をしながらも、これまで以上に健康的な生活を心がけることで、感染症への免疫機能を高めたり体の鍛錬により自然治癒(回復)力を強化したりすることの方が大切なのではないかと思います。

 そして、それこそが、より人間らしい生き方なのではないかと思うのです。 』

 以上ですが、上記は教職員に伝えた紙面の前半の部分です。

後半の部分は、次回に伝えたいと思います。

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