2023-08

学校教育

109 子供全員がアウトプットする授業…②

『皆さん、お金は好きですか?…好きな人?』 「金銭教育」(小学5年生のクラスで)について、もう少しお伝えします。 まず、導入では、本時の学習課題が提示されました。(この学習の終わりまでに、自分の今後の生活への目当てを見つけるという課題) そして、学習の大まかな見通しをもった後に投げかけられたのが、冒頭の言葉です。
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108 子供全員がアウトプットする授業…①

『・・・ところで皆さん、お金は好きですか?…好きな人?(挙手を求める)』 以前、小学5年生のクラスで「金銭教育」(外部講師による出前講座)を行いました。 「金銭教育」は、これまでにもいろいろな授業を見ていたので、今回も少し参観した後、職員室に戻ろうと思っていました。 ところが、講座(授業)の導入部分を見て、戻れなくなってしまいました。
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107 「幸せ」な働き方改革を目指して…②

「働く時間を削る」…それで目指すべき本来の「働き方改革」は、決して達成できないと私は思っています。 私たちが目指すべき「働き方改革」は、決して「時短」ではなく、大人である私たちが今の仕事にやりがいや生き甲斐を感じ、「毎日働くことが楽しい」という働き方なのではないでしょうか…。
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106 「幸せ」な働き方改革を目指して…①

学校現場では、もうすぐお盆休みと言われる実質的な休みも終わり、2学期に向けての準備や研修などが本格化します。(夏季休業中ですが、子供たちと違って、教師に休みは少ないです) いよいよ2学期に向かって始動を起こすといってもよいでしょう。
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105 子供たちは、なぜ不登校になってしまうのか…⑤

学校現場におけるいろいろな問題に対して、その解決方法やアイディア、方向性を生み出すこと(力)は、言ってみれば今の子供たち(=未来の大人)に求められている資質・能力です。 そして、まずは大人である私たちこそが、これらを解決してみせる必要があります。
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104 子供たちは、なぜ不登校になってしまうのか…④

最近になり、適応指導教室やフリースクール、不登校特例校など、学校に行きづらいと感じている子供たちの通える学校がようやく認められるようになってきました。もちろん、通った日は出席扱いになります。これは、大いなる進歩です。 これまでは、あの「ゼロコロナ」と同じだったのです。
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103 子供たちは、なぜ不登校になってしまうのか…③

不登校の原因やきっかけは様々だと思います。しかし、それはあくまで表に現れている事象に過ぎません。 その根本には、学校や教室、人と関わることや学習すること、親や自分自身のことなどに「不安や恐れ」があると考えられます。 また、それは思考(意識)レベルではなく、感覚(無意識)レベルで起こっているが故に、周囲にも本人にも分からなかったり気付かなかったりするという話もしました。
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102 子供たちは、なぜ不登校になってしまうのか…②

なぜ不登校になってしまうのか・・・? その理由として、私は「子供たちが、今の学校(学習)に適応できなくなっている」ことが大きいと思っています。 簡単に言えば、「授業(学習)が楽しくない」のです。
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101 子供たちは、なぜ不登校になってしまうのか…①

教師であれば避けては通れない「不登校問題」について、改めて取り上げてみたいと思います。 不登校児の急増とその対策は、以前から日本教育界全体の喫緊の課題です。 多くの学校でじわじわと増加している状況にあり、担任教師を中心に、その対応に苦慮していることでしょう。
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100 命を大切にする教育…②

100回目の投稿となりました。 前回の「子供の自殺が過去最多」という新聞記事を受け、日頃から教師がやっておけばよいこととして、子供一人一人を「よく見る・よく聴く・よく関わる」を挙げました。 あと2つ、追記します。 それは、「クラスづくりや環境づくりを進めること」と「SOSを出す大切さと選択肢はいっぱいあるという話をすること」です。