135 家庭教育を見直すこと…⑤

 家庭における中心人物というと、やはり父親と母親になるのかなと思います。祖父や祖母という家庭もあるかもしれませんが、最も小さな単位で考えると、やはり「親子」関係だと思うからです。特に、子供にとっての父親と母親が家庭において果たす役割はとても重要だからです。

 第3弾で、「母親の笑顔と父親の役割」について書きましたが、もっと言えば、この夫婦関係こそが子供に与える影響力が大きいと思っています。

 「母親の笑顔と父親の役割」についてもう少し深掘りすると、家庭の中で、母親はいつも笑顔で幸せそうにしていて、父親は母親が安心してそうあることができるよう様々なことに目と心を配り、支えるということです。

 何だか、家庭の中で虐げられる父親というふうに感じられるかもしれませんが、そうではありません。

 父親は、家族全体をよく見て、その土台(基盤)づくりをしながら妻や子供たち家族を支えていくという役割です。言ってみれば、縁の下の力持ち的な存在です。

 昭和時代など、これまでは男尊女卑が色濃く表れていた時代といってよいですが、もはや現代はそうではなく、母親が家庭の中心にいて「幸せの空気」を振りまき、父親は母親がそうできるように支える、というイメージでしょうか…私は今はそれが理想的な夫婦なのではないかと思っています。

 もちろん夫婦にはいろいろな形があり、一つに限定したり強制したりするつもりはありません。だから、それぞれの家庭で良いと思われる夫婦のあり方を共有し、それが夫婦でお互いに納得できていれば、何も言うことはないです。

 前に、家庭全体が幸福感にあふれ、子供たちが楽しく幸せに過ごす家庭をつくることが私たち親の責任だと書きました。

 もちろん、そう簡単に達成できることではありません。

 しかし、そうあるためには、まずは親である夫婦が良い関係でなくてはなりません。

 夫婦で言い争いや喧嘩が絶えなかったり、いつも相手を批難したりしているような夫婦では、幸せな家庭は到底難しいでしょう。

 夫婦円満ではないですが、夫婦がうまくいっているかどうかで、家庭の幸福度は大きく異なってきます。

 だからまずは、子供たちにとって両親である「夫婦」が何よりも幸せであること、仲がよいこと、楽しく穏やかに毎日を過ごしていることなど、少しでもよりよい夫婦を目指し、向上していきたいものだと思います。

 そういう我が家も、まだまだです。母親の笑顔のために(笑)、頑張りたいと思います。

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