133 家庭教育を見直すこと…③

 「家庭教育を見直すこと」第3弾です。

 子供のよりよい成長のためには、家庭全体が落ち着いていることが大切なのは、誰もが分かっていると思います。

 その中で、朝という時間だけは家庭全体が慌ただしい空気に包まれ、何となく落ち着かない雰囲気になってしまうのは、ある程度仕方のないことだと思います。

 食事を作る人、学校へ行く人、仕事に出かける人など、それぞれやることがあり、どうしても慌ただしい空気になっているのではないでしょうか。

 あなたの家庭では、どうでしょうか…?

 「忙しい」という字は「心を失う」と書く、の言葉どおり、家全体がせかせかしている空気は、人の心を乱れさせたりイライラさせたりするものなのかもしれません。

 もしかすると、そういう空気を好きだという人もいるかもしれませんが、私は基本的には、そこにいる人たちが心にゆとりをもって行動し、何となく人の気持ちを明るくさせたり何となく気分よくさせたりする、そんな空気が大事だと思っています。

 今「何となく」という言葉を使いましたが、この「何となく」気分がいいといった感覚がとても良いと私は思っています。

 はっきりとした理由や根拠がある訳ではないけれども、「それとなく」というか、「わざとらしくない」明るさというか、常にちょっと機嫌のよい状態、雰囲気が大事だと思っています。

 そして、その雰囲気は、できれば母親が中心となって醸し出すことが理想的だなと思っています。

 こう言うと、女性から偏見だと言われそうですが、もちろん父親でもよいのですが、私は、「何となく」(笑)そういうイメージをもっています。

 では、母親が明るい雰囲気をつくる役割をするとなると、父親は何をすればよいのか…それは、母親を笑顔にするという役割です。

 夫として、妻を何となく気分よく過ごせるようにして自然と笑顔にさせるということです。

 私は、毎日の生活の中で母親がいつも明るく笑顔でいることが、何よりも家庭には必要だと思っています。

 そういう家庭や家族って、とても素敵で幸せなことだなあと思いませんか…?

 これは個人的な考え方なので、あくまで一つの家庭や夫婦のあり方として捉えてください。

 ただ現実的には、母親は朝とても忙しいことが多いため、それが難しい家庭がほとんどではないかとも思っています。

 そうなると、やはり父親の出番でしょうか。父親が少しでも家庭を明るくし、落ち着いた穏やかな雰囲気をつくり出すことを積極的にやるしかありません。

 何だか墓穴を掘ったような感じになりました。(笑)

 いずれにせよ、家庭全体が幸福感にあふれ、子供たちが幸せそうに過ごす家庭をつくることが、私たち親の責任ではないでしょうか。

 今さら、なぜ私がこんなことを言うのかというと、最近の学校の様子を見ていて、何だか可哀想な子供たちが本当に多くなったなあと感じるからです。こうした状況は、本当に何とかならないものかと思います。

 言っているだけでは何も変わりませんが、まずは自分の家庭を見直し、子供たちの幸せのために何が必要なのかという意識や思考をもって生活することを目指していきませんか、という話です。

 それが、多くの子供たちの教育や健全な成長につながっていくと思っています。

★最後までお読みいただき、ありがとうございます。ぜひ応援クリックをお願いします!
★最後までお読みいただき、ありがとうございます。ぜひ応援クリックをお願いします!
学校教育
遊ぼう先生をフォローする
タイトルとURLをコピーしました