13 ルーティンとしての「睡眠」

 生活習慣を整えるルーティンとして、今回は「睡眠」について触れます。

 あなたは、毎日しっかりとした睡眠がとれていますか?

 しっかりとした睡眠をとるためには、質の良い睡眠が必要です。

 そのコツは、「早起き」にあると私は思っています。

 結局は、「早く起きる」ことが、「質の良い睡眠」につながると思うからです。

 古来より「太陽が昇るとともに起き、沈むとともに休む」という、人間が長らく続けてきた生活習慣や生活の知恵を生かすことが、いかに重要かと考えさせられます。

 それが生物として、最も自然な姿なのかもしれません。

 また、昔から「早起きは三文の得」と言われますが、三文どころか、何十万、何百万円ぐらいの価値がある、と私は思っています。

 少なくとも私にとっては、たくさんの良いことがありました。

 例えば、次のようなことです。

 ・朝早く起きると、とても気持ちがいい

 ・空気がおいしい

 ・ご飯がおいしい

 ・体の調子がいい

 ・風邪をひきにくくなる

 ・自己肯定感が高まる(すっと起きれば起きるほど)

 ・自信がつく

 ・心に余裕ができる

 ・心が落ち着き、気持ちが安定する

 ・夜は早めに眠くなる

 ・深く眠れるようになる

 ・仕事がはかどる などです。

 さっと思いつくだけでも、こんなに出てきました。

 私にとっては、特に「自己肯定感が高まる」が、最も大きかったように思います。

 ただ、私も以前は、夜遅くまで仕事をする生活が中心で、朝の遅い完全な夜型人間でした。

 しかし、いざ朝型人間になってからは、自分でも驚くほど、たくさんの問題やよくないことが解決されていきました。(以前は、上のこととは全く反対の自分でした)

 「私は、夜じゃないと力が発揮できない」とあれほど強く思っていたのに、それが全くの思い込みだったと思い知らされました。

 「同じだけの時間を眠っていれば、いつ寝て、いつ起きても同じことだろう」と思っていた自分を反省しました。

 また、いわゆる「できる(認められている)教師」は、間違いなく皆「早起き」の人でした。

 そのことが分かってからは、自分も早起きをして、朝型人間を目指そうと思い立ったのでした。

 あなたが現在、夜型人間だとしたら、朝型の生活を目指してみませんか。

 なかなかしっかりとした睡眠が取れない、眠れないという教師は多いと思います。

 特に睡眠は、精神状態に大きく影響されるからです。

 精神状態や心の面を考えた時、教師は本当に厳しい職業だと思います。

 人を相手にし、人と関わることは、心を遣い、大きなエネルギーを使うからです。

 一日中、人を相手にし、人と関わっているのが教師です。

 そんな教師だからこそ、しっかりと睡眠をとり、ゆっくりと休むことで、英気とパワーを養う必要があります。

 にも関わらず、十分に眠れていないのが現状でしょう。

 精神疾患やうつ病(症状)になる教師が多いという実態もあります。まさに職業病です。

 人と関わらない訳にはいかない教師にとって、ある程度の精神的ストレスは仕方がないでしょう。

 要は、そのストレスをしっかりと昇華して、次の日に残さないようにすることが重要です。

 そのためにも、しっかりとした質の良い睡眠が大事です。

 「早起き」を実践することで、質の良い睡眠につながります。ぜひ試してみてください。

 そして、生活習慣を整えるルーティンとして、続けてほしいと思います。

 朝型人間(教師)として、毎日を生き生きと自信をもって過ごしてほしいと思っています。

 次回は、生活習慣を整えるルーティン「食事」について触れたいと思います。

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