私たちは、これまで、いろいろなことを自分で選んで(決めて)きたはずです。
例えば、あなたが進学した高校は誰が選びましたか…?(自分の学力や特性、将来の夢等を考慮しながら受験校を決め、合否の結果も含めて、最終的に自分で選んだのでは…?)
大学は、どうですか?(自分で選びましたね。行かないという選択もありましたよね…)
就職先は、どうですか?(公立学校の教師であれば、公立学校教員を自分で選んだはずです)
恋人や結婚相手は、どうですか?(きっと自分で選びましたよね。まさか親が決めた人と嫌々一緒になったという人は…今時いないですよね)
このように、私たちは大抵のことを自分で選んできたのではないでしょうか。
今の自分(現在)は、過去のどこかの時点で、未来の自分として自分で選んできたものなのです。
過去の出来事や性格が原因で、今の自分という結果をつくった訳ではなく、過去に自分で選んできたのが今の自分であり、それは、この後の未来も同様だということです。
これまでの選択の過程には、様々な悩みや葛藤、迷いがあったかもしれません。
でも選んだのです、自分で。(今満足しているかどうかは、別として…)
そうだとすれば、あなたは、これからの自分の未来をどうしたいですか…?
それは、今の内に自分で決めておけばよい、ということになりませんか…?
そうすれば、いずれやってくる自分が望む未来が目の前に来たときに「ああ、来たな」と言って、落ち着いて(回転寿司でいうその未来の皿を)ゲットすればいいだけの話です。
ただし、間違えないでください。その望む未来を手に入れるための準備は必要です。
つまり、それをゲットするまでの準備(心や体の準備、自信など)が必要なのです。でも、それだけです。(決めていないと、望む未来が流れてきても見逃したり取り損ねたり…)
自分が望む未来が流れてきたのに、「自分にはどうせ無理だ」と、諦めて別の皿を取ったり、「自分には、このぐらいの値段の方がふさわしいだろう」と、仕方なく手前の皿を取ったり…という場合もあります。
いずれにしても、選ぶ(選んだ)のは、自分なのです。
今実現したいと思っている未来を実現するためには、今の内にしっかりと自分の未来を決めておくことが大切です。
そして、実現するまで諦めず、しっかりと準備することです。
それが、私が伝えたい「未来を決める」ことの意味です。(未来が決まれば、その準備をすることができます)
だから、私は「100歳まで働く」と真剣に決めています。その後は、101歳で死にます。それも私が決めました。(いい加減なもんです)
死ぬ直前まで働いて家族と社会に貢献し、101歳で「やり切ったな」と満足して死ぬ、そんな我が人生を決めています。
60歳での定年退職は、早過ぎます。私たちは、まだまだ働けます。私は、教員としてまだ30年しか働いていません。この先40年働くことを思うと、これまでの年数よりも長く働くことになるのです。
そう考えると、「自分の人生は、まだまだ捨てたもんじゃない」と思えます。
結局何を言いたかったのか…「自分が決めた未来」こそが実現する!です。